危機管理

もう12月ですね。

月日が経つのは、本当に早いですね。

今年も残すところ後一ヵ月。

 

怪我や病気に気を付けて、

柔術を一緒に楽しめると良いなぁ~と思っています。

 

 

さて本日は、最近入会してくださった方々が

練習に来てくださったので、

道着の握り方や床への手の着き方などを紹介しました。

 

効果的に技を掛けること、

怪我を防ぐことに焦点を当てて練習をしました。

 

道着や体を正しく握ることで、技が掛かるように思っています。

 

同時に突き指などの怪我を未然に防ぐことにもつながります。

 

床に手をつく時も、不用意に手をつくと、怪我をしてしまうことがあります。

 

上手に床に手を置くことで、捻挫や骨折を防ぐことが出来ます。

  

 

これらのポイントを柔術の練習をするたびに思い出していただけたらと思います。

 

練習を繰り返すことで、身に着けることできます。

 

その結果、思わぬ怪我を大きく減らすことが出来ると考えています。

 

 

 

柔術などの人と接触する競技では、怪我の危険度が高いです。

 

しかし、お互いに怪我をするリスクを認識し、

その怪我を減らす努力をしていくことが、大変重要です。

 

 

個人的な見解ですが、格闘技を練習するにあたって

以下の優先順位で練習を進めていくと良いと考えています。

 

①ルールの確認(競技の性質を知ること)

➁怪我をしやすい状況、怪我をしやすい行為を認識

③怪我をしないための身体操作、体づくり

④相手の攻撃に対する安全確保(ディフェンス)、攻撃(技)の習得

という順番が良いと思います。

 

この順番だと、なかなか達成感が得られないと思う方もおられるかと思います。

 

目先の利益や目に見える成果を誰でも欲しいものです。

 

相手に負けたくない、攻撃して相手を攻略したい、

上手くなったと感じたい、達成感が欲しい、

勝敗という目に見えるモノが欲しいと思うものです。

  

しかし競技者として、教室の方針として

その気持ちが強くなりすぎると、怪我の危険度が大いに増してしまいます。

 

直ぐに得られる形を求めすぎて、

後々後悔しないように練習していきたいと考えています。

 

「急がば回れ」という言葉があるように、順を追って練習することで

柔術の上達を早め、良い結果に繋げられます。

 

VISCAでは、長く柔術を楽しむために

練習中の怪我のリスクを減らし、

お互いに危険管理を持ちつつ、より良い柔術家に近づけるよう

日々の練習に励んでいきたいと考えております。

 

会員の皆様のご理解ご協力を頂けたら幸いです。

今後とも宜しくお願い致します。